Rainbow Project
ひとりにしない街を、白井から。
A project from Shiroi, Chiba

あの夜を、
ひとりにしない。

子どもの「いいところ」を見つけて声をかけ続ける仕組みを、
AIと地域の手で、社会の標準にする。
Rainbowは、白井から始める全国プロジェクトです。

Rainbowの想いを読む note連載「あの夜の話」全7回 公開中

A Message from the Founder

あの夜の自分に、
届けたかったもの。

Rainbowのことを話す前に、ある夜の話から始めさせてください。

我が子を保育園に預けはじめた頃のこと。教室には、同じ月齢の子たちが走り回り、言葉でやり取りをしていました。我が子は、まだそこに追いついていませんでした。

家の中では、昨日できなかったことが今日できるようになるたびに一緒に喜んでいた。けれど集団の中に並べた途端、ものさしが変わってしまう。誰に何を言われたわけでもないのに、お迎えの帰り道、「うちの子は、違うんだ」と気づいてしまう瞬間がありました。

その夜、一人で考え込みました。

「この子をどう支えたらいいのか」。検索しても出てくるのは一般論ばかり。深夜にこの不安を打ち明けていい相手もいない。明日になればまた、同じように送り出さなければならない。

—— そういう夜を過ごしている人は、今この瞬間にも、日本中にいます。

何年も経って、ようやく言葉にできました。あの夜、本当に欲しかったのは、子どものいいところを見つけて、声に出して伝え続けてくれる存在でした。「そのうち追いつく」でもなく「もう少し様子を見ましょう」でもなく、今のこの子に会ってくれて、この子のいいところを毎日コツコツ言葉にして渡してくれる──そういう誰かが、隣にいてほしかった。

親が一番できそうで、一番できないことです。毎日向き合っているからこそ、「できないこと」のほうが目に焼き付いてしまう。今日も着替えに30分かかった。今日も友達と遊べなかった。その積み重ねの中で、ふと現れた小さな「いいところ」を、その日のうちに「それいいね」と返す余裕は、夜が来る頃には消えています。

だから、誰かがその役を毎日担う仕組みを、つくらなければいけない。

これは「あったら嬉しい」ではなく、「ないことがおかしい」ものです。子どもの強みに毎日声をかける仕組みが社会に存在しないこと。一人で抱え込んでいる保護者に、夜中に届く窓口がないこと。畑から帰っても声をかける相手がいない高齢の方が、自分から手を挙げないかぎり誰にも見つけてもらえないこと。──これらは、誰かが本気でつくれば、解決できます。

だから、つくります。

Rainbowは、「いいところを見つけて声をかけ続ける」ことを、AIと地域の手で社会の標準にするプロジェクトです。子どもにも、高齢の方にも。世代を超えて、同じ夜を過ごしている人すべてに。


待っていても、誰もつくりません。
だから、私がやります。

あの夜の自分に届けたかったものを、
今、同じ夜を過ごしている誰かに、届けるために。

Rainbow Project, Founder Chiyo

このメッセージは、Rainbowが生まれた背景のほんの一部です。
父のこと、娘のこと、そしてどう繋がったのか——
詳しい物語は、note連載「あの夜の話」全7回で書いています。
note連載「あの夜の話」を読む →

同じ夜を過ごしている人が、
ここにもいる。

子どもの夜を一人で抱える保護者。畑から帰っても声をかける相手がいない高齢の方。発達の「グレーゾーン」にいて支援の対象にも入らない子ども。──「あの夜」を過ごしているのは、決してひとりではありません。日本中に、同じ夜があります。

39.3%
「孤独を感じることがある」と
答えた国民の割合
出典:内閣府 令和6年調査
8.8%
通常学級に在籍しながら
発達特性が疑われる子どもの割合
「そのうち追いつく」と言われ続けている
1,718市町村
孤独・孤立対策推進法により
対策の責務を負う全自治体
2024年4月施行

ある電話で、聞こえた声。

長い間言わなくなっていた同じ話を、繰り返し語るようになっていた。「迷惑をかけたくない」と言って、本当の不安は話さない。「もう自分は、誘われても出ていかない」——そう、静かに言った。

― 受話器の向こうで聞こえた、ある人の声

受話器を置いた後、しばらく動けませんでした。

この人は今、誰かに「いいところ」を見つけてもらう体験を、もう何年もしていない。会いに行こうとしても「迷惑をかけたくない」と断る。誘っても「出ていかない」と言う。社会が誘うのをやめたから、本人も応えるのをやめた。あるいは、応えることに疲れてしまった。

子どもの夜と、同じ構造でした。

「いいところを見つけて、声に出して伝え続けてくれる存在」が足りていない。足りていないどころか、その役を担うべき仕組みが、社会の中に存在していない。子どもにも、高齢の方にも。

—— だから、つくる。

「いいところを見つけて声をかける」を、
仕組みにする。

Pillar 01

Adult Connect

高齢の方に、能動的に届く声かけ

「自分から手を挙げないかぎり、誰にも見つけてもらえない」——その状態を終わらせます。Adult ConnectはAIがLINEや電話で能動的に声をかけ続け、その人の「いいところ」を地域に翻訳する仕組みです。誘いを断り続けてきた人にも、強制ではない、無理のない声が届きます。

Pillar 02

Kids Bloom

子どもの「いいところ」を、毎日伝える

「そのうち追いつく」では、今夜が乗り越えられない。Kids Bloomは、今のこの子のいいところを毎日見つけて、声に出して伝え続ける仕組みです。診断はつかないけれど"少し気になる"子どもにも、保護者が一晩抱え込まなくていい支えにも、AIの声が届きます。

二つの柱は、別々のサービスではありません。
同じ「あの夜」に、世代を超えて届けるための、ひとつの仕組みです。

事業の全体像。

Rainbowは、こういう仕組みで動きます。
想いだけでは、誰かの夜には届かない。
届ける仕組みを、ちゃんと設計しています。

01 / PROJECT MAP

サービスの全体像

高齢の方の声、子どもの声、家族の声——AIがそれらを集め、自治体・施設・家族へ届けます。Adult ConnectとKids Bloomという二つの入り口、AI対話によるコア機能、そして自治体に届くダッシュボード。世代をつなぐ仕組みを、一枚の図にしました。

Rainbow サービス全体像
02 / SOLUTION

AIと高齢者の対話画面

スマホがなくても、電話一本で参加できる。声をかける → 孤独を測る → つなぎ直す——この三つのステップを、AIが毎日続けます。「誰にも気づかれない夜」を、もう繰り返さないために。

Adult Connect AI対話画面
03 / PRODUCT

4つの画面でつなぐ

高齢の方、子ども、自治体、運営。それぞれに最適化された4つの画面で、Rainbowは動きます。Adult Connect / Kids Bloom / 自治体ポータル / 事業管理ポータル——一つひとつが、現場の声から設計されています。

Rainbow 4つのプロダクト画面

※ 画面・図はプロトタイプ・サンプルです。実際のリリース時の仕様とは異なる場合があります。
事業計画の詳細は、お問い合わせよりご相談ください。

なぜ、白井市から始めるのか。

白井市は梨の里
育てて、待って、収穫して、また土に戻す。

この街には、「待つ文化」「育てる知恵」が根付いています。
そして、私自身がこの街で暮らしている。
子育ても、家族の介護も、ここで重ねてきた。

机上で考えた事業ではなく、
自分の生活の延長線上にある仕組み
として、
白井から、Rainbowを始めます。

Start where I live. Reach where it's needed.

既存サービスを"置き換える"のではなく、
"埋める"プロジェクトです。

白井市にはすでに、しろい高齢者まもりネットやこども発達センターなど、優れた取り組みがあります。Rainbowはそれらの「すきま」、つまりAIによる能動的な声かけ・世代をつなぐ仕組み・KPIに基づく成果報告という3つの空白を埋めるために生まれました。

機能
既存サービス
Rainbow
高齢者への声かけ
申請ベース・受動的
AIによる能動的アプローチ
世代間のつながり
仕組みなし
高齢者⇔子ども をデザイン
成果の可視化(KPI)
定性的
EBPM対応の定量レポート

チーム紹介。

C
Chiyo
PROJECT FOUNDER

Rainbowプロジェクト主宰。白井市で暮らす一人として、「制度のすきまにいる人をひとりにしない」ことを軸に、AIと地域の手による新しい支援のかたちを育てたい——その想いから、このプロジェクトを個人で立ち上げました。福祉・地域支援領域での実務経験をベースに、机上の空論ではなく現場に届く取り組みを目指しています。

メディア掲載。

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Coming soon
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あの夜の話を、
はじめています。

Rainbowが生まれた背景を、
note連載「あの夜の話」全7回で書いています。
父のこと、娘のこと、そして気づいたこと——